2010年1月20日

芸者さんとおもてなし

寒さもちょっと一段落ですね

今日は、1/16(土)に日本橋にある「室町福徳塾」で開催された、

芸者さんのおもてなし体験イベント「おもてなしエクスペリエンス」の様子をご報告

 

IMG_0114.JPG今回の芸能は「居合い・剣術」

あまり見る機会がないからか皆さん興味深そうにみていらっしゃいました

 

 

IMG_0120.JPGつづいて、芸者さんの踊りが4つ。お正月らしい華やかな演目でした。

 

 

IMG_0136.JPGその後はお座敷遊び。今回は投扇興とトラトラです。

芸者さんがお手本を見せてくれた後に、ご希望のお客さまが挑戦!

参加された方には手ぬぐいのプレゼントが。

 

 

IMG_0109.JPG司会進行をつとめる西浦喜八郎さんによって

会場には松と蝋梅が大壷に活けられ、よい香りがただよっていました。

 

 

修正.JPG写真は、お着物姿でご参加されたN夫妻。お二人とも着なれていらして素敵です。

イタリア人のグループ4名様をはじめ、たくさんの方にご参加いただき、

皆さま和やかに芸能とお食事を楽しまれていました。

 

次回は1/30(土)です。ご参加お待ちしておりますね。

 

お申込み・お問い合わせは

新日屋 03-5642-3605

 

投稿:塚本

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2009年11月18日

六代目歌川国政誕生

国政さん1.JPG 2009.11.18

ついに誕生!

正式に六代目としての国政さんの襲名披露となりました。

神妙に挨拶、そしてささやかですが、

にんべんさんはじめ、新藤茂先生、

宮城野関係者、そして東京きもの倶楽部の会員の方も含め

国政さんを心より応援する人たちによって

なごやかなレセプションが開催されました。

「現代の浮世絵」を目指す、国政さんのこれからのご活躍を期待します!

国政さん4.JPG

 

三越劇場にも飾られた「宮城野」

隣には山﨑達璽監督のメッセージが

 

 

 

 

 

国政さん3.JPG にんべんさんから!

高校時代に描いた、歌川派に入門するきっかけとなった絵から、

斬新な最新作品まで並んでます。

11/22まで、無料ですので

是非足をお運びくださり、繊細な作品の魅力にじかに触れてください。

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2009年11月18日(水)~11月22日(日)
銀座西欧ギャラリー OPEN11:00~CLOSE20:00

主 催:六代目歌川国政/KUNIMASA PROJECT
場 所:銀座西欧ギャラリー
    東京都中央区銀座2-2-18 西欧ギャラリー7階 
入 場:無 料 
公式サイト:http://www.kunimasa.jp

★本ギャラリーイベントを記念して
ご来場された方には先着で特典プレゼントをご用意しております。

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2009年11月10日

ずらり歌舞伎衣裳

091108歌舞伎衣裳1.JPG

2009.11.8 

江戸遊学『歌舞伎衣裳の粋』

 

毎回大人気の江戸遊学講座のひとつ。

松竹衣裳の海老沢孝裕さんに、沢山の衣裳をお持ちいただき、

衣裳にまつわるお話、心意気をお話いただいてます。

 

今回は特に、今公演している歌舞伎舞台からゆかりあるものを

飾っていただきました。

 

ほんとう、この講座は来られるとすごく得した気分になること請け合いなのですが、

他では見られない衣裳を特別にお持ちいただくことが多いのです。

沢山の方に「歌舞伎衣裳」の、そして「歌舞伎」の魅力を知っていただいて、

歌舞伎をもっと沢山の方に観て欲しい、知って欲しい、

きもの好きな方にもっと着物の魅力を知って欲しい、

という海老沢さんと、新日屋の想いが詰まったものです。

 

煌びやかな衣裳のひとつひとつに、

目に見えない様々な工夫が凝らされています。

衣裳さんに蓄積されてきた知識と技の結集なんですね。

 

例えば!

帯ひとつ取っても、小道具を挟む場所にあわせて

中身の芯を硬さを変えるために1本に三種類の芯を使っているとか。

 

役者さんの体調や、体重の増減(!)によって

紋や刺繍の位置を調整したり、大きさを変えたり。

 

残念なことに今残っている衣裳でも、

すでに職人さんの技が消滅しかかったものがあり、

再現することが難しくなっているものもあるそうです。

役者さんとしては、あって当然だと思える衣裳も、

新しく作ることは、困難な状況なんですね。

 

だから、頼めるうちに、織り元さんに織って貰ったり、

前倒しで発注することもあるそうですが、限界がある。

でもなるべく本来の技術で作っていきたい。

 

伝統工芸の世界では同様の問題を抱えています。

歌舞伎もその一つ。

だから皆さん!歌舞伎を観に行きましょう~(笑)

多くの方が歌舞伎を観に行くことで、

着物だけではありません、江戸から続くたくさんの伝統工芸や技術、伝統芸能が

未来へ繋がる可能性があるんですよ~。

(と私は思っています)

 

今月は歌舞伎座国立劇場新橋演舞場で観られますから!

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2009年11月 5日

守り伝えたいです 職人さんの技

091101京繍1.JPG

こんにちは。入野佳子です。
11月1日の京遊学は、翌日からの寒気を感じさせない陽気で、着物が心地よかったですね。

この日のゲストは、京繍歴57年の職人・下司喜美子さん。(本当は喜じゃなく七3つ)
京繍とはどのようなものかというお話から始まり、後継者問題、下司さんのプロ意識など、柔らかな京都弁で話される奥深いお話に、どんどん引き込まれていきました。

下司さんは、素晴らしい職人魂の持ち主!
仕事の時は、疲れるからと、普段近眼でかけられている眼鏡をはずすのだそうです。仕事の時は"仕事の目"になり、さらに長年の勘や感覚が手伝い、よく見えるそう。集中すると心の目が開くのでしょうか。
また、下司さんはご自身の京繍の教室で、「失敗しても絶対に糸をほどいてはいけない。人生にも、プロにもやり直しはきかない。次は同じ失敗をしないように、今回の失敗を痛みに変えて自分にしっかり刻み込むこと」と指導されているとのこと。とても厳しいですが、これは下司さんがお父様から教わったことだそうで、この考え方が大切なようです。反省することから逃げないことが次へのステップなのですね。
そして、下司さんのこだわりとしては、「自分にしかできないことをする。自分らしさがないと生きていけない」とおっしゃっていました。私も自分にしかできないこと、ということは常々考えてはいますが、生きていけない、ここまでは考えたことがなかったなと、胸に突き刺さりました。
このプロ意識には頭が下がります。

091101京繍3.JPG 一方、日本文化の職人さんにおける後継者問題は深刻だと多方面から聞いてはいましたが、京縫の分野でもかなり切実な問題のようです。
下司さんの後を継ぎたがらない子供さんに対しても、「生活面を考えると継がせるのはかわいそうだと思い、強くは言えない。でもそんなことを言っていたら職人がいなくなってしまう。素晴らしい文化を後世に残せないのは本当にもったいない。国がもっと支援してくれたらいいのに・・・」と嘆く下司さん。
下司さんの旦那様が、「お金は百万円あっても百万円でしかない。でも見る目があれば、百万円で二百万円のものが買える」とおっしゃっているそうです。
「たくさんの物を見てしっかりお勉強し、余裕のある方はお金を出して、いい物を買ってください。そうすれば文化が残るから。そうして職人を皆様の手で育ててやってほしい」。
聞いていて、とても切なくなりました。すばらしい文化がなくならないようにどうにか真剣に考えていきたいですね。

最後には、「まだまだ苦労、苦痛ばかりの毎日。"こんな技術を身につけさせてくれてありがとう"と親に感謝できるようにこれからも頑張っていきたい」とおっしゃっていた下司さん。

人生の先輩からの数々の深いお言葉、とてもいいお勉強になりました。
ありがとうございました!!

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結城紬の魅力って

結城1.JPG

 

2009年11月1日 

神田の家「助六塾」
きものエッセイスト・中谷比佐子さんによる講座
「結城紬は着ヤセする?その真実と歴史と伝統と」(午前の部・午後の部の二部)

結城紬を着ただけで、「アラ、ちょっとヤセたんじゃない?」と言われる...
な~んて嬉しいことが今まで何度もあった、とおっしゃる中谷比佐子さん。

そのヒミツは、結城紬はタテ糸が太いからだそうです。
また、体によくフィットして"着付け初心者さん"でも
カッコ良く着られる、というのも結城紬の特長だそうです。

結城紬の中でも。糸つむぎ・かすり括(くく)り・機織りの三工程を
行った上で、16項目の検査の合格したものだけが
「重要無形文化財 結城紬」の商標を付けることが許されるとか...
厳しい世界ですね。

そんな価値ある本場結城紬の中でも、
少し残酷!?な話ですが、安らかに死なせたマユよりも、マユが生きているうちに
糸を引いて材料とする、ことのほか柔らかくてしなやかなものは
年間200反しか生産されないそうで、
何とこの日は、そのうちの2反を中谷さんから見せていただく、という、
これだけでも価値のある講座でした。

また、さらに、今は年間100反しか製造されないという珍しい「結城縮」、
これも中谷さんが持参されましたが、何とこれは100年前のものだそうで、
「着たらラクそう、気持ち良さそう」と、ため息が出るようなものでした。

そのほか、中谷さん自身の結城紬のきもの、
それに合う、これまた中谷さん愛用の帯など、
惜しげもなく見せていただける...さらに、ふつうの呉服店さんなら一反300万円という
逸品もまのあたりに見ることができ、きものファンで、この講座を受けられなかった方は

ちょっとソンしちゃったかも1?とまで思う一日でした。

もっと結城紬について知りたい、ナマの魅力にふれてみたい

東京きもの倶楽部会員のために
11月21日(土)

「結城紬のふるさとを訪ねる」日帰り旅行

(お一人様・3,000円)をご用意しています!


東京きもの倶楽部(電話03-3249-3136)までお気軽にお問い合わせ、
お申し込みください。

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2009年10月31日

明日は京都より、京都の刺繍の作家さんをお呼びします

今日はハロウィン。

なんでも気軽に日常に取り入れるわが国では

ちびっ子たちのイベントとしてもハロウィンパーティが普通に流行っているようです。

確かにちびっ子が仮装したり、お菓子をもらったりしているのは楽しそう。

 

でも、ふと、思うのです。

根の無い祭りだなあ、と。

そのうち定着していき、クリスマスやバレンタインのようになるでしょうね。

なんだかんだ言っても、楽しければいい!とも思ったりしますし、

実際、自分でもかぼちゃ関連グッズを買って飾ったりしてますし...。

 

祭日が日付に関係なく無理やり月曜日に変わってしまったあたりで

日本古来の「行事」の意味合いが薄れ、根の無い祭りも

古来の行事もほとんど同等になってしまった感じが残念でなりません。

 

さて、明日は久しぶりに女優の入野佳子さんに司会をお願いして

京遊学です。

京都伝統の刺繍、京繍の技をもつ下司さんにおいでいただいて、

作り手の立場から、伝統工芸の持つ輝きについてお話いただこうと思っています。

 

そして実は明日は神田の家でも結城紬のイベントが。

中谷比佐子さんにおいでいただき、貴重な紬を拝見します。

コレクションにひとつは欲しい、結城紬。

こちらも楽しみです。

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2009年10月25日

雨上がる!きもの和日本橋

Image523.jpgのサムネール画像 2009.10.25

ちょうど家を出よう、という時間に振っていた雨。

あきらめてしまう人が多いだろうなあ、と思いつつ出掛けました。

日本橋に着いたら、空気がひんやり冷え込んでましたが

雨も上がり、沿道に人も出てきてパレードスタート!!

 

 

やっぱり人は少なめでしたが、吹奏楽団、かっぽれなど芸能の集団、などに続き、

きものの姿の集団が!

日本橋の道標があるところを歩けるのは、

通行止めにでもならない限り無理なことですから

記念に

Image524.jpg

取り囲んでみました。

これが日本のおへそ。

橋の真ん中(つまり川の上ですね)が

起点になっているところは

他の国でもあるのでしょうか?

Image526.jpgのサムネール画像のサムネール画像

その後三越屋上へみんなで移動。

こんな感じで大集合写真を撮ってもらいました。

 

不思議なのは、きものの人どうしだと

知り合いでもないのに、自然と会話がすすむこと。

これもきもの効果ですね。

街にきものが溶け込んで、大人の街が、より素敵になった一日でした。

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2009年10月23日

きもの・和・日本橋

今年の秋も日本橋で行われる、きもの和日本橋

 

経済産業省の鳴り物入りで、同時開催イベントが昨年より大掛かりになっています。

街としても、今までの地元のお祭りを、きものコンテンツで更に

特徴を出していて、例えばパレードにきもので参加→大集合写真→富くじ!

という流れになっていたりします。

 

京橋あたりから歩いて、三越さんまで行くので、結構歩きますが、

天気さえ良ければ、普段歩けないところを歩けますので楽しいのでは?

当日申し込みも受付るらしいのでぜひご参加を。

 

■パレードに参加する場合は

10月25日(日)
12:30~13:00の間に
京橋プラザに集合。
http://www.pb-k.jp/city.chuo.7kuminkan/kyobashi-p_map.html
パレードスタート 13:30

三越のほうまで歩いて、最後は三越の屋上で写真撮影となります。

 

■本日は三越さんでは三越劇場にて「日本絹文化シンポジウム」、そして日本コーディネート大賞の表彰式がありました。

結婚発表をされた常盤貴子さんが表彰されたので、注目度はかなりだったのでは??

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00000022-maiall-ent

大河ドラマと違い、アンティーク着物でのご登場でした。

 

■そして、マンダリンオリエンタル東京では「きもの和日本の美」和装ファッションショー。

東京きもの倶楽部の方もご招待いたしました!

会場は満席。四季折々の背景に新作のきものの発表が行われました。

http://www.news24.jp/entertainment/news/168626.html

 

きものってほんと華やかで、美しい女性をより綺麗にすると思います。

だけど、男性のきものの発表もあっていいと思うのは私だけでしょうか~。

 

いらしているお客様のきものも、付け下げ、訪問着が中心で華やかでした。

夜のショーだったので、色遣いも選んでいらっしゃって来ているご様子。

さすが、日本橋にきもので出掛けていらっしゃるような方々は、違いますね。

 

見ているだけで楽しかったです。

さあ、あと二日は楽しめますよ。日本橋へきものでいらしてくださいね。

*三越さん、高島屋さんではそれぞれ27.28まできもの関連のイベントが開催されます。

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NEO UKIYOE 六代目歌川国政

miyagino.jpgきものdeトーク&シネマで終了後、

ロビーで人だかりが出来ていたのが、

『宮城野』に出てきた矢太郎が描いていた実物の絵の周り。

 

実際にその絵を描いた現代の絵師、歌川国政氏を取り囲んで

写真撮影やらサインやら、賑っていました。

 

彼自身はまだ若いのですが、

歌川の名を継いで、現代の浮世絵を描くことを目指しています。

 

つまり、江戸時代の手法で、現代の「浮世」を描くことです。

 

近々個展が開かれますので、ご案内しますね。

-六代目歌川国政展2009-

2009.11/18(火)→11/22(日)

銀座西欧ギャラリー

OPEN/11:00→CLUSE/20:00

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2009年10月22日

映画『宮城野』いかがでしたか?

宮城野画像小.JPG2009.10.18

きものdeトーク&シネマのもうひとつのメイン。

映画館にもきもので出掛けませんか?

というお誘いであると同時に、

こんなに素晴らしい映画があるんですよ、

ということをお伝えしたくて、今回企画させていただきました。

 

『宮城野』は主演の毬谷友子さんのお父様、

矢代静一さんの原作。

愛のために生き、愛ために死ぬ。

そんな女性の生き様を描いた作品です。

 

でもそれだけではありません。

それを日本の様式美を意識した演出で撮った、

とっても日本的、な映画なんです。

 

例えば『心中天網島』(1969)という篠田正浩監督の映画をご存知ですか?

 

モノクロの映像の美しさ、中村吉右衛門さん、岩下志麻さんの美しさ。

それから、突如として出てくる黒衣たち。

文楽や、歌舞伎の演出を効果的に使ったとても印象的な映画です。

 

『宮城野』を撮った山﨑達璽監督は、高校時代に日本文化に傾倒。

若いながら歌舞伎、文楽などにも造詣が深く、

これまで撮った映画も全てきものの時代を扱っています。

 

歌舞伎好きなら、観てすぐわかる「だんまり」や、黒衣の顔明かり。

「立版古(たてばんこ)」など、特有の演出が随所に織り込まれています。

 

若い方には分かりにくい言葉や、「間」が多かったかもしれません。

 

けれど、説明が多すぎておなかが一杯になってしまう映画作品が多い昨今にあって、

雰囲気で観られる、素敵な映画だと思います。

 

「浸ってください」

とトークショーで監督もおっしゃっていましたが、

そんな、贅沢で、美しい映画を皆さんはどうご覧になったでしょうか。

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